めまい・耳鳴り・難聴
めまいの主な3タイプ(ぐるぐる回転する・ふらふら浮遊する・目の前が真っ暗になり失神感覚を伴う) と、それらに付随する耳鳴・難聴・慢性頭痛の鑑別・診断・治療
耳の神経(内耳)由来のめまいとしては、有名な「メニエール病」と「良性発作性頭位めまい症(BPPV)」が2大代表疾患ですが、めまいは決して耳の神経のみからくるものではなく、その原因は自律神経の失調、慢性脳循環不全、他の疾患による全身消耗、内服中の薬剤の副作用など
多岐にわたります。複雑に絡み合ったそれらの誘因を少しずつ解きほぐし、いずれも簡単に解決できるものではありませんが、最後まで責任をもって診療に当たらせていただきます。
« 重要なお願い »
めまい症状の中には、「手足・舌口腔の麻痺を伴う、脳血管障害からくるめまい」が少なからずふくまれていて、このような場合にはめまい自体への治療よりも、原因となった脳血管障害への対応が優先されなくてはなりません。従って、生まれて初めての急激なめまいが生じて、手足・舌口腔の麻痺を自覚する場合には、まず直近の脳神経外科/内科を受診され、CT/MRIなどで脳疾患ではないことを確認のうえ、当院を受診されることをお勧めいたします。その際、受診された医師にお願いして、撮影された画像のデータと、簡単な経過についての文章をご持参いただけますと診療が順調に進みます。この分野で当院が施行する検査・処置
●聴力検査(標準・特殊)
●単純レントゲン
●CCDカメラによる暗視眼振検査
●重心動揺検査
●メニエール病に対する中耳加圧療法
●良性発作性頭位めまい症に対する耳石置換法
●聴覚・平衡覚・音声言語・咀嚼の障害診断と認定
●補聴器の導入とメンテナンス ※平成27年1月より開始予定
●耳鳴に対するTRT療法(自費診療) ※平成27年1月より開始予定