甲状腺疾患
有名なバセドウ病、橋本病をはじめとする慢性甲状腺疾患の治療・経過管理
甲状腺疾患は、
主に分泌するホルモンの異常を呈するバセドウ病/橋本病(主に内科系で診療)と、
甲状腺内に腫瘍ができる腫瘍性疾患(主に外科系で診療)に大別されます。
日本においては、甲状腺疾患をどの診療科が拝見するか、という明確な規定は無く、
現状では様々な診療科の甲状腺診療経験のある医師が施設の実情に応じて診療しているのが
現実で、必ずしもすべての科の立場を網羅した包括的な診療体制が構築できているとは
いい難い状況です。
また、生涯にわたる経過管理が必要とされる場合も少なくなく、橋本病の何十年時という
経過の中で甲状腺内に新たに腫瘍が発生してくることは稀ならず経験いたします。
当クリニックでは、常に内科的/外科的双方の視点から経過管理を行い、
不必要な生活上の制限は行わず、手術の際には的確な紹介先をご案内致します。
この分野で当院が施行する検査・処置
●甲状腺関連採血検査(FT3/FT4/TSH値 関連抗体精密測定)
●甲状腺超音波検査・穿刺吸引細胞診